霧の試走会

6月30日・7月1日の日記

6月30日(土)
1ヶ月のごぶさたです。6月は週末出張が多くて1度も入林できませんでした。

イベントアドバイザーの指摘に基づいてコース設定を変更しました。その上で7月1日に試走会を開催すべく午後から山崎さんと二人でフラッグ設置に入ったのです。

1ヶ月前より樹木が繁って林内も暗くなったんだけど、まだまだ見通しが良すぎるんだよな-。もう少しヤブくなってくれないと難易度上がらないんだけど・・。(贅沢)

5月12日の日記と同じ遠景からの写真。あまり変わらない。

シカ道行くところにハズレなし。迂回するのが面倒くさいのでシカ道を信じて湿地を突っ切ることにしました。

そしたらコケてしまってタブレットPCを湿地に落としてしまいました。誰もいないはずの林内に絶叫が響きます。

「直進あるのみ。でも、急がば廻れ・・・」

PCの電源が入らなくなってしまい泣けてしまいます。

乾いたみぞの終わり。PC水没させて気分はこの世の終わり。

穴のふち。PC復活するんだろうか?気分は絶望のふち。

広葉樹林の林内は植生良好なんですが、陽の当たる場所は順調にヤブくなっています。ここ、先月は4番の作業道だったんだけど、すっかり潰れてしまいました。だからといって道を削除するとある日突然草刈りされてキレイな道に復活するので悩ましいです。

範囲が広くて6時半までかかってしまいました。誰も心配してくれませんが、心の友であるシカは心配して労いに来てくれました。(希望的妄想)

7月1日(日)試走会当日

またもや雨降りなんだよね。萎えるわ-。

山崎・小野寺・寺井・金田・早川・川本の5人でクラス毎に試走します。雨降りでスタートする前から後ろ姿がかったるそうです。

前回の試走より距離を伸ばしたし、雨も強くなってしまったので若者もくたびれ果ててしまいました。

若者じゃないとさらに疲れ果てます・・。
その後雨に打たれながら撤収に入りました。もうボロボロ・・ほとんど死走会・・。

撤収からの帰り道、突然霧が濃くなってきました。

みんな早く帰ってきてよ。捜索は勘弁だよ。

ヘロヘロになって帰路に就きますが視界100mぐらいしかありません。この海からの濃霧は千歳市内にまで及び離着陸に影響が出てかなりの便に遅延や欠航が出てしまったみたいです。

あと1ヶ月、調査の仕上げが順調に進むように天気が崩れないことを祈るばかりです。