光とキツネと影

10月8日・9日と青森県八戸市に渡り、青い森2daysのコントローラとしてお手伝いに行って参りました。ワタクシごときがコントローラなんて片腹痛いのですが、7月の大会のバーター取引というかオリエン渡世の義理と仁義というか、田中徹さんの恩義に背くわけにはいきません。苫小牧から夜行便のフェリーで行くと朝に着いて1日を有効に使えるんですね。北大生の足でもあった「急行はまなす」なき今、お得で効率的に青森に行ける貴重の足となってしまったのか往復とも船内ほぼ満員でした。
コントローラとしては大して役には立たなかったですが一応働いてきました。それにしても青森の人はよく酒飲むね。大会前夜に酒盛りできるくらい余裕の運営ということで勉強させてもらう部分が多かったです。

青森から刺激を受けて気持ちを新たに10月15日と16日の調査日記です。

収穫の終わったオープンと独立樹。とにかくオープンが広すぎ。気持ちの良い秋空です。

別のオープンに移るとキツネの兄弟がこちらを覗っていました。
ワタクシ人間だけでなくキツネにも警戒されているんですね。

うふふふふ。捕まえてごらんなさいよ。。捕まるのはアナタよ。

ここ苫東工業団地は広大な敷地を有しており、工場だけでなく太陽光発電所の敷設が数多くされています。

「目の付けどころが札幌OLCシャープでしょ」ってやつですな。

苫小牧は冬でもそんなに雪積もらないから太陽光発電の適地なんですね。

翌16日も同じオープンに来ました。

この写真を見ても平らな地形だとわかります。山武より真っ平らだよ。

あ、すみません。すぐ失礼しますからおかまいなく・・。

ソフトバンクとのクライマックス最終戦をラジオで聞いてますが大谷選手の165kmを聞いて盛り上がってしまって調査なんてやってられなくなりました。札幌ドームに行けばよかった-。後悔先に立たずです。

車に戻りました。ファイターズ日本シリーズ進出を決めて気分よくドライブして帰ることにします。よし、海に行こう。

新日本海フェリーが発着する厚真にある苫小牧東港にやってきましたが、この時間はフェリーの停泊がなくみんな釣りをしていました。

港のはずれに来るとキツネが物欲しげに寄ってきました。
ごめんね。ワタクシもオリエン破産してしまってから食べるものにも事欠いてアンタに分けてあげられるだけの食料はないのよ。

フェリー乗り場にやって来るということは観光客からエサを与えられているということなんでしょうね。警戒心強いはずのキタキツネがこんな近くに寄ってくればペット感覚で食べ物をあげたくなる気分にもなります。でもその影では人間依存してしまったキツネが自力でエサを捕れず冬を越せず餓死する運命という現実があります。「自然と共生するスポーツ オリエンテーリング」に携わる者としてはキツネ可愛さにエサを与えるわけにはいかないのです。

日陰街道一直線のワタクシも自力でエサを確保してかないと冬越せないな・・。