大漁

4月7日と8日の日記

・・なんですが、大して書くことないのです。気分も乗らないので放置してました。

7日(土)は寒いし札幌は雨降り。天気予報では苫小牧はくもりとなってるので行かないで後悔もしたくないので行ったものの小雨交じりの寒空。

山に入る気になかなかなれず会場見学にあてました。このステージ前にみなさん敷物を広げていただければと思います。8月の風景を想像すると、芝生は青々としてるはずですが霧がちの天気なら空の色はあまり写真と変わらないかもしれません。青空ならそれなりに暑いと思います。(といっても25度くらいだが)

ステージ上からバス停方向を眺めるとこんな感じですね。少年達がサッカーに勤しんでおりました。天気さえ良ければ隣のホーマック(ホームセンター)にでも行ってバドミントンやフリスビーを買って遊ぶのもいいかもしれませんね。あと500mほど先に地元では有名なお菓子屋さんの三星というお店があります。ソフトクリームが美味しいらしいです。とにかく買い物には困りません。
もし雨降りだったら・・、海外の大会はこんなものだと諦めて受け入れましょう。脳内O-ringen・・。

荷物が心配という声もあるでしょうが、スタッフは必ず1名は会場に常駐します。LCC利用者のために土曜午前中着の宅急便荷物を受け入れてあげてもいいかもしれませんね。

8日(日)

札幌は未明に降雪がありました。今期最後の降雪だと信じたい・・。
気分が萎えますが調査に向かいます。

苫小牧はいいお天気でした。沼っぺりの調査をします。コンタ表現に悩む場面が多かった気がしますが大した面白い話はありません。

今日の収穫。

 

一週とんで22日(土)の日記

この一週間は不愉快な渉外活動が続きました。無事解決できればこの日記にも書くことができます。不愉快というか不毛というか・・・。

それでも現地に来ればそれなりに気分は高揚します。でもネタ日記としては書くネタがさほどなく淡々と修正調査に勤しみます。
いや、あった。シカの角を見つけたのですが、頭蓋骨付きでちょっとまだ鮮度が良くて脳味噌付きだったんですね。で、頭蓋骨の中には虫がいっぱい。こんなの車に乗せたくないのでもう少し熟成されるまで放置させていただきました。あたりには食べ終わった後の骨付きソーセージやスペアリブのような残骸が散らばってましたよ。生々しかった・・。

久々にキツネに会いました。キツネは警戒心が強いのですぐ逃げられてしまい、なかなかシャッターチャンスはないのです。が、・・・。

さっきとは別の場所ですが目前を横切って小尾根の上から見下ろしているキツネです。このキツネはなかなか図太いヤツでした。

ワタクシの存在を知ってるくせにタヌキ寝入りを決め込みやがりました。ウチのネコみたいです。

「ワタクシ決してアヤしい者ではございません」ようやくキツネには認めてもらえたようです。

 

続いて22日(日)

北海道協会の総会でした。高速を飛ばせば午後2時には現場に着けるので3時間調査ができればOKよと現地にやって来ました。
今日は時間もないのでどうでもいい所(いわゆる地図の端)の調査をします。

このテレイン、沼は別として線状の水系を見たらマップアウトだと思ってください。

シカの角を見つけました。拾うならこういうツノがいいね。

ひたすら境界を詰めて行きます。

おっと、また角発見。これで対になりました。

水芭蕉を見つけました。これを見たらマップアウトですからね。競技に使わない場所の調査は結構気分テキトーだったりします。

げー、今度は頭蓋骨付きのを見つけちゃったよ。

重くてかなわん。角1本1kgはありますからね。重くて調査のパフォーマンスガタ落ちになってしまいました。重いし握力もなくなって、下草に角が引っかかってでたまりません。

本当にあまりに重くて息絶え絶えになってきたのでオープンにデポして後で取りに来ることにします。あー重かった。

これ、クマの糞が風化したものですが、ここだけ草が生えています。やっぱり肥料になるんですね。ワタクシも・・(以下自粛)。

クマの目撃情報はあるらしいです。というかヒグマは行動範囲が数10kmとすごく広いのでこの辺にいるというより、ここも通っているという言い方の方が正しいでしょう。支笏湖樽前山から日高方面や登別方面と相当広い範囲を回遊しているらしいです。ただしこのテレインに住人はいないので回遊していても見かける人も少ないだけなんでしょう。一昨年の高丘森林公園は人出も多いので結構目撃情報があったりします。私は遭遇したことないですが、当時試走した岡本君は笹藪の向こうに尋常じゃない気配を感じて試走を止めて山を降りたと言ってました。そのすぐ後に目撃騒ぎとなっていました。

無責任なこと言いますが、そんなにクマの心配してもしょうがないです。共存するしかありません。もちろん注意はします。ただ前回大会が熊鈴必携だったのに対して今回は推奨に留めています。毎週調査していれば落ちている糞を見てどれくらいクマの回遊があるかわかるというものです。そういう意味では高丘森林公園はなかなかのものでしたし、それ以上に昔千歳でやった北大大会はヤバかったです。実際にウチらが帰った後すぐにクマ騒ぎになってたし。

札幌市内だって地下鉄真駒内駅の裏山(いわゆる北大マップの五輪樹)や柵で覆われているはずの滝野すずらん公園で目撃されて大騒ぎになったことあるし、北海道内クマのいないところは離島以外ないです。時期とその場の雰囲気で対応するしかないですね。

30年以上大昔ですが千歳で公認大会やった時はハンターを巡回させたそうですが、それとて気休めに過ぎなかったと思います。選手1人1人にハンター付けるわけにいかないし、競技中どこから人が出てくるかわからないのに至近距離でもなければ射撃することも実際無理。

どうしても心配でヒグマが出て被害にあったらどうするんだ、という人は参加しないのが一番です。スズメバチの被害だってあるでしょうし心配したら切りがありません。自然と共生するスポーツなんだからリスクを甘受できない人は参加は諦めてもらったほうがいいでしょう。少なくとも毎週調査しているワタクシは無事に帰ってきております。これが運営責任者としての見解。

この日記にしては似つかわしくないマジメなことを書いてしまったので路線を戻します。

なんと、またもや見つけてしまいました。さっきデポしておいてよかった。一旦車に戻ってデポした角の回収に向かいます。

大漁、大漁。いっぱい賞品をゲットできました。