微粒子の季節

4月28日・29日の日記

28日(土)

ゴールデンウィーク初日です。
今日はお日柄も良く気温も20℃越えと急上昇。新緑の季節がやって参りました。よーし、PM2.5を胸一杯吸って今日もがんばるぞー。(札幌は金曜日から大陸からのPM2.5飛来で街が霞んだ・・)

送電線の下が保守作業で伐採されてしまったので修正です。ラフオープンにBハッチで表現します。

伐採作業をして2~3年経つとこんな感じになるみたいですね。クマザサの繁殖力おそるべし。

針葉樹林もまだ見通しがいいです。1ヶ月もすればススキっぽいのに覆われて走行度BorCになってしまいます。なんか看板っぽいのが落ちていました。

「石油貯蔵施設立地対策等交付金施設 昭和55年度 昭和56年度」と書かれています。昭和に換算すると今年は93年なのでこの森は植樹されて38年経過しているということなんですね。現在ここは北海道所有の道有林。

このあと夕方、勝本さんに連れられて学生向け合宿宿の見学に行ってきました。

中は意外に広かったです。

大部屋 詰めれば40人くらいは全然大丈夫そう。

女子部屋候補の会議室。机と椅子をたためば20人くらいは大丈夫そう。

台所 ここが共同の洗面所となります。
現状1泊使用料1,000円のつもりですが、要望があれば毛布貸出等をレンタル業者と交渉してみますけど面倒だから寝袋持参で来てよ。これも要望があればですが、8月3日(金)から施設は押さえているので連泊することも可能です。

このあと、児童体育館から400mほどの場所にある大豊湯で汗を流して帰りました。営業時間は午後2時半から、大人440円。

つづいて29日(日)

今日もよいお日柄。シラカバ花粉を体いっぱいに浴びてがんばるよ。

地図もほぼほぼ完成したので、山崎さんの協力を得てM60Aを仮組みして試走してもらいました。ウィニング50分を念頭に距離5.2km Up85mで仮組みしたのですが、時期柄見通しが良すぎて簡単すぎる、もう少し距離を伸ばさないとウィニング50分にならないという講評でした。M60Aで6kmかー、こりゃウィニング90分のMEなら13km越えるな・・。

まだ雪が溶けて日が浅いので見通しは抜群なのです。この4番の道も8月には草に覆われて不明瞭になるし、右隣の笹藪は背丈ぐらいまで伸びてしまいます。

昨年に引き続き冬の間に表皮をシカに食べられてしまった木々です。枯死しなければいいんだけど・・。

このラフオープンも2ヶ月後にはハッチをかけなければならないくらい、走行度が悪化します。

今日は4時頃には現場を後にしたのですが、帰りの車の中ではもう鼻がムズムズしだしてクシャミ連発でした。シラカバ花粉おそるべし・・・。

 

 

大漁

4月7日と8日の日記

・・なんですが、大して書くことないのです。気分も乗らないので放置してました。

7日(土)は寒いし札幌は雨降り。天気予報では苫小牧はくもりとなってるので行かないで後悔もしたくないので行ったものの小雨交じりの寒空。

山に入る気になかなかなれず会場見学にあてました。このステージ前にみなさん敷物を広げていただければと思います。8月の風景を想像すると、芝生は青々としてるはずですが霧がちの天気なら空の色はあまり写真と変わらないかもしれません。青空ならそれなりに暑いと思います。(といっても25度くらいだが)

ステージ上からバス停方向を眺めるとこんな感じですね。少年達がサッカーに勤しんでおりました。天気さえ良ければ隣のホーマック(ホームセンター)にでも行ってバドミントンやフリスビーを買って遊ぶのもいいかもしれませんね。あと500mほど先に地元では有名なお菓子屋さんの三星というお店があります。ソフトクリームが美味しいらしいです。とにかく買い物には困りません。
もし雨降りだったら・・、海外の大会はこんなものだと諦めて受け入れましょう。脳内O-ringen・・。

荷物が心配という声もあるでしょうが、スタッフは必ず1名は会場に常駐します。LCC利用者のために土曜午前中着の宅急便荷物を受け入れてあげてもいいかもしれませんね。

8日(日)

札幌は未明に降雪がありました。今期最後の降雪だと信じたい・・。
気分が萎えますが調査に向かいます。

苫小牧はいいお天気でした。沼っぺりの調査をします。コンタ表現に悩む場面が多かった気がしますが大した面白い話はありません。

今日の収穫。

 

一週とんで22日(土)の日記

この一週間は不愉快な渉外活動が続きました。無事解決できればこの日記にも書くことができます。不愉快というか不毛というか・・・。

それでも現地に来ればそれなりに気分は高揚します。でもネタ日記としては書くネタがさほどなく淡々と修正調査に勤しみます。
いや、あった。シカの角を見つけたのですが、頭蓋骨付きでちょっとまだ鮮度が良くて脳味噌付きだったんですね。で、頭蓋骨の中には虫がいっぱい。こんなの車に乗せたくないのでもう少し熟成されるまで放置させていただきました。あたりには食べ終わった後の骨付きソーセージやスペアリブのような残骸が散らばってましたよ。生々しかった・・。

久々にキツネに会いました。キツネは警戒心が強いのですぐ逃げられてしまい、なかなかシャッターチャンスはないのです。が、・・・。

さっきとは別の場所ですが目前を横切って小尾根の上から見下ろしているキツネです。このキツネはなかなか図太いヤツでした。

ワタクシの存在を知ってるくせにタヌキ寝入りを決め込みやがりました。ウチのネコみたいです。

「ワタクシ決してアヤしい者ではございません」ようやくキツネには認めてもらえたようです。

 

続いて22日(日)

北海道協会の総会でした。高速を飛ばせば午後2時には現場に着けるので3時間調査ができればOKよと現地にやって来ました。
今日は時間もないのでどうでもいい所(いわゆる地図の端)の調査をします。

このテレイン、沼は別として線状の水系を見たらマップアウトだと思ってください。

シカの角を見つけました。拾うならこういうツノがいいね。

ひたすら境界を詰めて行きます。

おっと、また角発見。これで対になりました。

水芭蕉を見つけました。これを見たらマップアウトですからね。競技に使わない場所の調査は結構気分テキトーだったりします。

げー、今度は頭蓋骨付きのを見つけちゃったよ。

重くてかなわん。角1本1kgはありますからね。重くて調査のパフォーマンスガタ落ちになってしまいました。重いし握力もなくなって、下草に角が引っかかってでたまりません。

本当にあまりに重くて息絶え絶えになってきたのでオープンにデポして後で取りに来ることにします。あー重かった。

これ、クマの糞が風化したものですが、ここだけ草が生えています。やっぱり肥料になるんですね。ワタクシも・・(以下自粛)。

クマの目撃情報はあるらしいです。というかヒグマは行動範囲が数10kmとすごく広いのでこの辺にいるというより、ここも通っているという言い方の方が正しいでしょう。支笏湖樽前山から日高方面や登別方面と相当広い範囲を回遊しているらしいです。ただしこのテレインに住人はいないので回遊していても見かける人も少ないだけなんでしょう。一昨年の高丘森林公園は人出も多いので結構目撃情報があったりします。私は遭遇したことないですが、当時試走した岡本君は笹藪の向こうに尋常じゃない気配を感じて試走を止めて山を降りたと言ってました。そのすぐ後に目撃騒ぎとなっていました。

無責任なこと言いますが、そんなにクマの心配してもしょうがないです。共存するしかありません。もちろん注意はします。ただ前回大会が熊鈴必携だったのに対して今回は推奨に留めています。毎週調査していれば落ちている糞を見てどれくらいクマの回遊があるかわかるというものです。そういう意味では高丘森林公園はなかなかのものでしたし、それ以上に昔千歳でやった北大大会はヤバかったです。実際にウチらが帰った後すぐにクマ騒ぎになってたし。

札幌市内だって地下鉄真駒内駅の裏山(いわゆる北大マップの五輪樹)や柵で覆われているはずの滝野すずらん公園で目撃されて大騒ぎになったことあるし、北海道内クマのいないところは離島以外ないです。時期とその場の雰囲気で対応するしかないですね。

30年以上大昔ですが千歳で公認大会やった時はハンターを巡回させたそうですが、それとて気休めに過ぎなかったと思います。選手1人1人にハンター付けるわけにいかないし、競技中どこから人が出てくるかわからないのに至近距離でもなければ射撃することも実際無理。

どうしても心配でヒグマが出て被害にあったらどうするんだ、という人は参加しないのが一番です。スズメバチの被害だってあるでしょうし心配したら切りがありません。自然と共生するスポーツなんだからリスクを甘受できない人は参加は諦めてもらったほうがいいでしょう。少なくとも毎週調査しているワタクシは無事に帰ってきております。これが運営責任者としての見解。

この日記にしては似つかわしくないマジメなことを書いてしまったので路線を戻します。

なんと、またもや見つけてしまいました。さっきデポしておいてよかった。一旦車に戻ってデポした角の回収に向かいます。

大漁、大漁。いっぱい賞品をゲットできました。

 

 

 

新年度になった

4月1日の日記

平成30年度になりました。
この一週間とても暖かくて札幌も積雪がゼロとなりすごい勢いで春がやってきました。このぶんだと連休前に桜も満開になるかもしれませんね。でも、4月中に必ずもう一度寒波がやってきて積雪となるのでタイヤの交換はもう少し待ったほうがいいです。
もう1人の調査者である松本君は転勤で東京に旅立ってしまいました。調査は9割方終わっているのですがもうちょっと手直しが必要です。これからは1人調査になってしまいますが、昨年のうちに2人で大方終わらせておいて本当によかったです。

南国苫小牧に向かうのですが札幌は朝から小雨で行く気が失せます。天気予報やライブカメラを眺めますが現地がこの後雨が降るのかどうかよくわかりません。

うだうだしてたので着いたらお昼になってしまいました。雪は全部溶けきらなかったみたいです。今日はいまひとつ気分が乗りません。気温は10℃近くあると思うのですが手袋をはめて入林します。

氷って意外と溶けないものですね。小雨が降ってきてますます萎えます。札幌ドーム開幕シリーズ埼玉西武ライオンズvs北海道日本ハムファイターズ戦をラジオで聞きながら調査してますが三連敗濃厚で気分がまったく盛り上がりません。

この写真がこのテレインの比高を表してます。高低差10mほどだと思いますが、コンタは2本で表現してます。同じコンタ2本でも高低差5m程の表現の場所もあって分かり易く地形イメージを表現するのは難しいもんだと思います。

2年前の夏以来、この調査日記の一番最初に出てくるオープンにやって来ました。2年近くかかったけど、ようやくここまで辿り着いたと遠い目胸熱です。ホント思えば遠くへ来たものだ。
自分の目を通した風景、自分の想いが地図を通して余すことなく参加者の皆さんに伝わるようもう少し頑張りたいと思います。

新春初調査

この一週間で札幌もだいぶん雪融けが進みました。屋根からの落雪でリビングの窓が埋まってしまい長らく暗黒世界と化していた我が家にもようやく陽の光が差し込み豆苗の芽のようにヤル気が顔を出したワタクシ、現地に行ってみることにしました。

今回も苫小牧市内の宿不足に見舞われてしまいました。前回大会では東室蘭まで宿を求めて参加者に遠征させてしまったので、どうにかしないとと思っていたところです。今日は現場に行く前に千歳JALマラソン運営の時に自分も宿泊している「ホテルかめや」に空き部屋確保してもらえないか聞いてみようと寄ってみることにしました。

女将さんに30部屋くらい確保できないかと聞いてみました。先着順なので確保というわけにはいかないけど、今年の千歳基地航空祭が8月第1週じゃなくて7月第4週になるらしく、1年前から8月4日に予約されていた部屋がキャンセルされてまだ空室があるのだそうです。シングル税込み 5,840円とのことなので苫小牧市内でリーズナブルな宿が確保できなかった方は検討してみてください。このホテルは千歳駅からは遠いけどタクシー基本料金かワンメーターで着くはず。しかも千歳のタクシーは基本料金が480円とベラボーに安いのでバスで行くよりおすすめ。

もひとつ。


10月21日の日記に出てくるお宿ですが、世界初とはずいぶん盛ってますねぇ(笑)
ネタで泊まってみたい気はしますが、高速使って自宅に戻った方がお財布にはやさしいんだよね。あ、そうか。調査以外の目的も作ればいいのか(謎)

ほとんど雪は溶けてないんだけど、路上はぐちゅぐちゅしていて車で進入して埋まったら最悪なので歩いて行くことにしました。

大晦日の続きの場所へ3ヶ月ぶりに来てみましたが沢底にはまだ雪が残ってます。

オープンは清々しくていいですな。そういえば今日はシカの皆様方と一度もお目にかかってません。人事異動で引っ越し荷造りに忙しいのでしょうか?お別れのご挨拶したかったな。達者でね。手紙くれよな。

北斜面の雪も来週までには全部溶けて無くなるはず。来週から本格的に調査を再開します。

 

会場渉外に行ってきた

1月30日(火)のおはなし

ワタクシも夜逃げせずに無事に新年を迎えることができましたが、渉外活動が思うように進まず気分がすぐれません。JOAに公認申請するも渉外問題がオールクリアになっていないため「仮承認」と条件が付されてしまいました。
渉外担当の勝本さんがあちこち駆けずり廻ってくれてますが、門前払い、音沙汰なし、賃貸料が高すぎ・・と大会会場が決まらず要項が出せません。1月25日を過ぎて夏期間のスーパー早割等の飛行機予約も始まってしまい焦燥感でいっぱいです。
そんな中、勝本さんが視点を変えた提案をしてくれました。屋内施設を諦めて公園広場を青空会場として使用してはどうだろう? 公園といってもステージもある立派な公園で沼ノ端駅からも近いし近隣商業施設もいっぱいあるよ。とのこと。沼ノ端地区の北栄町に位置する新栄公園だそうです。

 


確かにJR沼ノ端駅から500m足らずだし、新千歳空港や札幌からのバス停からもすぐ。隣にはスーパーやホームセンターもあるしローソンも近くにある。
25年前に初めて海外遠征した時の「O-ringen city」を思い出しました。そうだ、どうせみんな海外(道外)から来るんだし脳内海外遠征気分を味わっていただこう。真夏なんだから青空会場上等だよ・・・。

勝本さんがアポ取り下準備をしてくれました。もう残された時間も選択肢もありません。ワタクシも仕事をほったらかして勝本さんに同行するためお願い行脚に苫小牧へ向かいます。ここ数日札幌は寒いです。こういう晴天の朝は放射冷却で今朝はマイナス15℃まで気温が下がりました。

高速で行けば冬でも1時間足らずで苫小牧に着きますが、季節がら事故渋滞や通行止めが頻発するので安心はできません。

無事に10時半前に現地に着きました。車窓から見えるのが新栄公園のステージです。昨日、当地苫小牧にしては珍しくドカ雪に見舞われ一晩で30cm積もったらしく景色が札幌と変わりません。

青空会場ではありますが、トイレ数の確保、女子更衣室の確保が必須となるので近隣施設にも施設借用協力のお願いや現場調査をしなければなりません。

スポーツセンターのトイレをチェックしました。朝から使わせていただけないか検討をお願いしました。

その隣にあるスケートセンターも見学に来ました。ここは真夏でもリンクに氷を張っているので夏合宿等にも使用されるのだそうです。

ここでもトイレの数をチェックしました。女子トイレもチェックしたいところですが、明日の朝刊に名前が載るとたぶん大会開催がポシャるのでやめときます。

近隣の幼稚園?がスケート授業に来てました。さすがスケートの町。

スケートセンターを後にして長靴に履き替えて隣の新栄公園に雪漕ぎしながら向かいます。公衆トイレはありますが数が少ないのでトイレ確保が必須です。

新栄公園のステージ。若かりし頃遠征した O-ringen ステージで女性グループ歌手が「SUKIYAKI(上を向いて歩こう)」を歌っていた光景を思い出しました。ワタクシは何を歌えばいいのだろう? 表彰式演出にはピッタリですね。

このあと、実際に管理をしている町内会の会長さんにご挨拶、施設借用のお願いに伺いました。近隣町内会の使用予定が入ってなければ使ってもよいと言っていただけました。この結果をもって勝本さんに苫小牧市の緑地公園課、道路維持課に申請に行っていただくことにします。

勝本さんと会場近くの「さくら」というラーメン屋さんで昼食を取りました。一応スーツ姿で来ているワタクシに「紙エプロンお使いになりますか?」なんてお上品な接客をいただきココロが和みました。味噌ラーメン(780円)も美味しかったです。勝本さんはインフルエンザ病み明けだったのだそうです。体がしんどい状態で渉外活動していただき誠にかたじけないです。

午後から交通調査に勤しみました。ここ沼ノ端駅北口。キレイな駅舎だけど無人駅。Suicaの使用は可能。

空港や札幌から到着する「ダイナックス沼ノ端アイスアリーナ」バス停(4月からネーミングライツにより「沼ノ端スケートセンター」から変更となった)。札幌からは30分毎、新千歳空港からは約1時間毎と交通の便は良いです。会場の公園は道路挟んだ向こう側。

ここから10km離れた競技地区へはバス輸送となります。バス輸送も脳内 O-ringen気分を盛り上げますね(?)公園横の側道がバス乗り場となる予定。バス輸送の所要時間を確認するため競技地区まで実走することにします。

並木道もちゃんと除雪されていました。ただなぁ、JOAへの会員支援金上乗せ、2台の貸切バス料金、それと最大の交渉障害要因となっている費用負担(ここではまだ書けない)と運営費用増大要因がいっぱいあって大会参加費が大幅に高くならざるを得ないです。参加人数次第では赤字。。もしかするとワタクシの立替ガソリン代も回収できないかもしれない。オリエン破産一直線か・・・。

バス降り場付近には鹿がお出迎えしていてくれました。「そんなに思い悩まなくて大丈夫だよ。オリエン破産したらウチらと一緒に暮らそうよ」
鹿の皆さまのありがたいお申し出に感謝しつつもやっぱりそれはイヤなので、さっさと札幌に帰って仕事に戻りました。
要項公開まであともう一歩です。

 

今年最後の調査

12月30日の話ですが、札幌では久々に日中気温がプラスになりました。今月半ばには苫小牧も雪に覆われてしまったので調査も年内終了のつもりだったのですが、ふと思い出したようにライブカメラを覗いてみると苫小牧市内は溶けて雪が全然ないじゃないですか。

これは調査に行くしかないということで12月31日大晦日、今年最後の調査に行ってみることにしました。

札幌は気温マイナス5℃。フロントガラスは凍ってるのでガリガリしてから出発します。今朝は雪かきしなくていいので助かります。

10時半に現着し、雪の無さに感動しながら調査に入ることにします。気温はマイナス2℃。

雪がないというのはいいことですな。明日元日は雪予報なのでたぶん今日が今年度最後の調査になるでしょう。

北斜面には雪が残ってます。車と私とシカとキツネの足跡。

その先にはキツネの住みかがありました。さすがに手を入れたらヤバそうなのでフラッシュを焚いて中の写真を撮ってみます。

自宅に戻ってよく見てみると奥に目が光っているのがわかります。年越し準備中なんですね。
そういえば今日はシカの皆様方にもお目にかかっていません。もう帰省してしまったのでしょうね。

そろそろ帰る準備をします。ワタクシも何とか年を越せそうです。来年はいつになったら調査に来ることができるでしょうか。晴れてても明日は来ないよ。

車に戻って帰路に就きますが森を抜ける前に3匹のタヌキが道路で何かをついばんでるのを見つけました。近くまで寄らないと逃げません。どんくさいですね。

近づくとようやく逃げ出しましたがタヌキも木に登るんですね。

帰宅してよくよく見てみるとこいつらタヌキじゃなくてアライグマじゃねーか。害獣です。かわいいと思って損した。
タヌキは2年前に高丘森林公園で見ています http://spk.gob.jp/23th/?p=518

調査はまずまず進捗してますが、いろいろと困難にぶち当たっています。新年が大会の成功に向けて一歩一歩進捗する年となりますように。そして素晴らしい大会を開催できますように。。。

 

視界不良

道庁に行ってきました

テレインに道有林が含まれているので北海道庁に渉外に行ってきました。今回のテレインは経済部が管轄となります。ようやくアポ取りして訪問できました。

今日は吹雪で視界の悪い1日でした。道庁赤レンガ庁舎も吹雪に霞んでいます。渉外に行った奥の本庁舎はもっと霞んで視界不良です。

まだ12月なのでこれからもっと視界不良の日々が待っています。

冬の青空

12月2日(土)の日記

札幌は道路上の雪もだいぶん消えましたが氷点下で寒いです。札幌と苫小牧では気候はかなり違いますが、北に30kmも行くと大雪になります。岩見沢はここ2日で積雪70cmと高速もJRも止まってしまいました。

晴れの国ですが気温は氷点下です。今日は自分の調査範囲ではありませんが均質をとるために松本君の範囲を見に行きます。

寒くて土壌はカチカチだけど晴れているのはありがたいです。この時期札幌は青空ってあまりないからなー。

有刺鉄線。ストリーマ下げてケガ防止対策が必要かもしれません。

太陽がまぶしいです。でも、こういう冬晴れいいなぁ。

そういえば明日は香川県での全日本リレーですが諸般の事情でワタクシ欠席です。ラッパ吹くバカが来ないから北海道選手団も上を向いて競技に望めることでしょう。トランペット持って飛行機に乗るのめんどくさいんだよな。今頃みんなはうどんをすすっている頃でしょうが、ワタクシは鼻水をすすってます。

湿地帯。木道通すコース設定どうしよう。

日が稜線の向こうに落ちると急激に暗くなるので帰路に就きますが、雪がちらついてきました。明日は所用で来られませんが来週は道有林の利用申請交渉に道庁に行ってきます。

 

雪国

11月23日・25日・26日の日記

先週コントローラ研修会から戻ってきたら札幌は一気に雪国になってました。家に入るのに1時間も雪かきして駐車スペースを作るシーズンがまたやって来たのです。

23日(木・祝)

その後、札幌は気温が上がって雪が溶けたり冷え込んで凍結したりと毎日のように天候が変わりますが、20日ぶりの苫小牧はいかがなものでしょうと調査に向かいます。

今年の北大大会テレイン「解脱の杜」(カタギの地名:島松沢)を境に気候が変わり雪がなくなります。また、千歳空港付近が日本海側と太平洋側の分水嶺なんだそうですが平らすぎてよくわかりません。入林するとこの爽やかさです。雪国からやってきた者としては南国苫小牧が羨ましくてしかたありません。

でも朝は冷え込んでいたと見えて水溜まりには薄氷が張っていました。でも、めっちゃ暖かい。札幌のつもりで着込んでいると汗ばみます。いいなぁ、南国。

20日前の続きで乾いたみぞをひたすら取得していました。面倒くさいです。そうしていると、いかにもこれから雨が降ってきますよ、と言わんばかりの風が吹き始めて一気に寒くなりました。そして雨が降ってきて、そのうち銀の雨(みぞれ)に変わっていきました。気分が萎えるのですが車に戻るのも遠いので我慢して調査を続けます。

廃墟跡のコンクリート土台が目に付きます。黒✖(ISOM 531)表記になるかな?

4時になり薄暗くなってきたので車に戻ります。

牛や馬が草を食んでいるように、ここでは鹿が普通に草を食んでいます。飛び出し禁止だからねと横目で眺めながら帰路に就きます。

25日(土)

ツンドラ気候の札幌は朝起きたら雪が積もってました。雪かきしてから出発します

高速使って行くつもりでしたが千歳ジャンクション付近で事故、恵庭出口4km渋滞とか表示されてるので下道で行きます。ブラックアイスバーン気味で赤信号停車の際は結構滑るし、四駆でないアクアは発進の際にも空転するので後ろの車からはいつも顰蹙なんですね。

しかし、南国は晴れの国。ツンドラ地帯に住んでると朝起きて調査に行くのはすごく億劫なんですが現地に来れば気分は高揚します。

シカの頭蓋骨と朽ちた湯たんぽ。頭蓋骨は結構落ちてます。角は賞品になるけど、頭蓋骨が欲しいって人はいないよなー。空港の保安検査で荷物検査となったら警察沙汰になりかねません。

今日のお昼ご飯。

オープンとA林の境界は概してラフオープンのヤブで縁取りされます。場所によってはDヤブですが気合いで突破しましょう。昔は全面オープンだったんでしょうが木の枝が張り出してトラクターが入りにくくなって、その部分がヤブくなってしまったのでしょう。

3時過ぎると気温が一気に下がってきました。指先がかじかみます。まだ体が完全な冬仕様になっていないので氷点下は体に堪えます。

 

26日(日)

ツンドラ地帯は今朝も雪かきです。

南国に向かいますが今日は千歳空港を過ぎても雪が消えません。悪い予感がします。そして積雪量こそ少ないもの現地も一晩で雪景色となっていました。

昨日歩いたオープンもこの有様。昨日より気温は低いはずなんですが雪が降ると意外に寒さを感じないのは不思議なものです。

ほっつき歩いていると、もう1人の調査者である松本君と出会いました。ここで今大会の調査者を紹介。

若者は軽装でも頑張れるんですね。
そして、ワタクシ。

バカ者は重装備でも寒さが我慢できないんですね。
ナルシストなんでもう一枚サービス。

GPSで現在地をOCADタブレット上に表示させ、画面と調査原図を対比しながら競技者視点で見た地図情報を調査画板に記述していきます。硬質クリアファイルに貼られた調査フィルムは帰宅してからスキャニングしてOCADに読み込みます。作図して更新したOCADファイルをタブレットに落とし込み、調査原図も更新してクリアファイルにセットしなおして調査を続行します。この調査方法を採用してからヘタクソな歩測は全くしなくなりました。

古井戸跡なんですが、311を使うか531で表現するかはコントローラとも相談しないといかんです。一昨年も高丘で調査した時は11月に大雪が降っても12月は好天続きで積雪がゼロとなり1月10日まで調査できていました。今年も暖冬だといいなと願うばかりです。雪が溶けますようにと願いを込めてMy融雪剤をまいて帰りました。来週も調査できますように。

すみか その後

11月5日(日)の日記

ある程度調査の進捗も計算がたったので8月第一週の開催に向けて渉外活動も始めていくことにします。11月はあまり調査に入れないのですが降雪前のラストスパートだと思って苫小牧に向かいます。

せっかく高速に乗ったのに頭をパトカーで抑えられてしまい先に進めません。なんと路上に「人進入」なんだそうです。シカ進入はよく聞くんですがなぜに人間が進入するんでしょう?
そういえば、昭和50年代の道央道がまだ北広島と千歳の間しか通ってなかった高速道路が珍しかった頃、某大学オリエン部の新入生は高速道路の意味合いを理解しておらず柵を乗り越えてショートカットしちゃったなんて恐ろしい話を聞いたことがあります。

今日は新千歳空港インターで降りて現場に向かうことにします。

一週間ぶりですが冬に向けて一段と季節が進みました。秋と呼べるのは今日が最後かも知れません。札幌と比べれば南国苫小牧は暖かいですが、それでも手袋着用で入林することにします。

先週の続きですが、またもやヤバい住みかを見つけてしまいました。今日は勇気を出して住みかに突撃訪問することにします。

空き家でよかったです。

天気もいいし、車に戻る(昼寝する)時間が勿体ないので切り株をテーブルにして昼ご飯にしました。ボトルにお湯を入れてきて山の中でも暖かいものを食べられるのはありがたいです。

開拓時代からの牧草採草地なんでしょうけど、種をまいて牧草を育てなくなるとあっという間に荒れ地化してしまうみたいですね。よくてCハッチ下手すりゃDヤブになってしまいます。

写真ではわかりにくいのですが、乾いたみぞの延長にある深い穴。深さ3mはありますね。みぞを見つけちゃったけど、みぞの取得は手間暇かかるのでまた今度にします。4時廻ったので暗くなる前に車に戻ります。

先週の犬、今日もいるのかな(午前中はいなかった)? と思って建設現場跡地に行くとやっぱりいなかったのでホッとしたような、可哀想なことになったのかと思い帰ろうとしたら

なんと飛び跳ねて姿を現しました。無事生き延びていたようです。しっぽを振って喜んでいるように見えますが、警戒しているのかすぐそばまでには寄ってきません。

先週も見た気もしますが、一角に廃材みたいなものがあったので寄ってみてみました。

なんと仮設の犬小屋でした。きっとお心のある方が不憫に思って世話をしているのでしょう。小屋の中にはドッグフードがお椀一杯に盛られていました。雪が降る前に飼育環境が整った場所で暮らせるようになれればと思います。

今度調査に来られるのは月末なんですが、きっと冬になっているでしょう。