調査開幕

4月10日(土)・11日(日)の日記

午前中うだうだしながら午後から調査に入ることにしました。調査あるあるなんですが、調査に入ることを楽しみに週末を待っていたのに土曜日はなると寝坊するし、なんかかったるくて、なかなか家を出る気になりません。まぁ朝から夕方までびっちり調査に入れるものでもないですけどね。集中力が持たないのでせいぜい3時間ちょっと調査に入れば腹一杯です。

新年度に変わった入林ゲート鍵の番号を確認してきたので今日はスムーズに入林します。路肩にはまだ雪がちょっと残ってました。札幌も昨日雪舞ったからな。この辺まだ未明は気温氷点下なのです。

2週間前に積雪で引き返した道もすっかり雪がなくなり無事に現場に入ることができました。

でも沢底にはやっぱり雪が残っているんですね。先週もし入れたとしても雪に足を取られながらの調査だったかもしれません。

植生は5月末にならないと安定しないので今日は地図の端っこ、たぶんコースには採用されないであろうどうでもいい場所で昨年未調査だった部分を埋めに行きます。相変わらず植林地を詰める作業に勤しみます。

昨年のものと思われるヒグマの糞です。不思議に思うんですが、どうしてヒグマは道上の目立つ場所で脱糞するのでしょう? ネコだったら土をかけて目立たないようにするし、ワタクシでもこそっと茂みに隠れてしてちゃんと埋めますよ。レモンシロップはあちこちに撒いてるけど。無駄な設置はしたくないので家で済ませてから来るので外出が遅くなるのも理由のひとつではあるけれど。ヒグマは縄張りを誇示する本能的なものなのでしょうかね。もしかして誰かに見られるのがお好きなんでしょうか? 午前中に道東の厚岸で山菜採りの人がヒグマに襲われて命を落としたというニュースも聞いているので行動が活発になる夕暮れになる前に今日は帰ることにします。

11日(日)

今日もとってもいい天気。気温も14℃ぐらいまで上昇しちょっと汗ばむぐらい。でも未明はやっぱり氷点下だったらしい。2ヶ月前は別の場所の調査に関わっていたんだけど手袋を2枚重ねにしても寒さに凍えていたことを思うと本当にこの時期は調査日和なんですね。

今日もまたどうでもいい場所の調査に勤しみます。ひたすら植生界を詰めました。どうでもいい場所なんだけど、倒木の根やコブ、小凹地と意外に点状特徴物が多くてくたびれました。集中力も途切れてきたうえにラジオで聞いてるファイターズ戦、3点を守れず9回の抑えが誤算で引き分け終了。イライラが増しながら車に戻りました。

来週も来ようとは思うけど、そろそろコースを確定させてテープ巻き始めた方がいいかな。