思い破れて山河あり

大会を1年延期にしてしまいました。
アンケートも採ったのに皆様のご期待に沿えず本当に申し訳ありません。

先日ようやく都道府県をまたぐ移動制限も解除となり、北海道内でも札幌市との往来自粛も解除されました。しかし、北海道は未だに連日新規陽性患者発生の日々が続いていますが、これは札幌圏を中心とした石狩管内の話であって道内各地は既に終息しています。

今現在の世間動向を眺めると、私個人の正直な感想ですが、7月の開催延期はやむを得なかったけど1年も延期する必要はなかったかな?、8月1週への延期だったら開催可能だったのでは・・と時流を読み損なった自らの至らなさを悔いるばかりです。
5月末の延期決定時は毎日のように世間の雰囲気が揺れ動いていました。ある日は緊急事態宣言解除により観光の復活を期待させるようなニュースがあったけど、その翌日には夏の甲子園が中止でイベント中止トレンドが強くなったり、札幌市内の病院で新規クラスターが発生したりで判断は非常に悩みました。年内中止を決めた理由は会場管理人と全く連絡が取れなかったことと、地域の町内レベルのイベントですら自粛要請がされていたこと、仮に1ヶ月延長したとした場合の再中止決定は絶対避けなければならないと思ったけど、その再中止の懸念が拭えなかったことによります。あと1ヶ月判断に猶予があったらなぁと思うも後の祭り。

とはいうもの、徐々に日常を取り戻しつつある今、開催を英断した霧ヶ峰ミドルが羨ましくて仕方ありません。すっかりやる気もなくなって萎れていました。
後援・協賛先へのお詫び状発送やJOAの公認取り下げ申請等を終え、我々スタッフ宿のキャンセル交渉に挑みましたが、2月初旬極端な宿不足の中あらゆる予約サイトに振られたキャンセル不可条件予約を拾って確保した宿はやっぱりキャンセル不可で返金謝絶です。10万パーです。2月初旬の調査日記を読み返すと、バスの確保に悩んでいたそんな日々もありました。その1ヶ月後に世界が変わると誰が予想できたでしょう。

返金にならない宿をみすみす指をくわえて地団駄踏むのも勿体ないので本来大会を開催する日に試走会を開催することにしました。あまり意味ないけど私も前泊してエア運営に勤しむつもりです。そんなわけで1ヶ月ぶりに植生修正のため調査入林してきました。

6月の半ばにもなると植生はほぼ落ち着きます。これ以上はそんなにヤブくならないはず。

まだ雪が残る4月に調査入林したところも思ったほど走行度悪化しておらず、辛めに取得した走行度を少し良い方に修正しました。ここ普通にAヤブで走れるよ。

ここも左側はちょっとヤブいけど全然A林。

ここなんかスーパーAじゃん。は~ぁ、森はいいなぁー。
でも今ひとつ調査に乗り気になれなくてヤブ蚊もうざいので2時間ぐらいでやめて帰りました。大会開けなくて重ね重ね残念無念・・・。

拾ってきたツノが賞品になるのも1年先になってしまいました。年中骸を置いているヘンな家って町内から後ろ指指されるのイヤだなー。かといって家の中には置きたくないし・・。

お天気で無事試走会できたらまた調査日記更新しようと思います。
ま、こういうくだらないことを今まで書ける世間状況ではなかったということです。