5月1日・2日の日記
ゴールデンウィークに入りました。首都圏・関西圏の緊急事態宣言に伴い今年のゴールデンウィークも手枷足枷状態の寂しい連休です。おまけに札幌も天気が悪くて寒くて曇り空。29日も来てますが連休中にテープ巻きを終わらせたいのでやって来ました。太平洋側はマシな天候みたいで千歳に入ると青空が広がるんですね。(車のティッシュが裏移りして変な雲みたいになってしまった)
林道に車を駐めて爽やかな春の森を分け入ります。日が差せば暑いのですが、陰ると一気に気温が下がります。大会当日も日が差すかどうかで気温も印象もまるで変わるでしょう。太平洋気候に属する当地は霧が出てしまうと7月でも凍えながら走ることになるので必ず長袖の準備はしておいてください。3年前の苫東テレインを走られた方は同じ感じだと思ってもらって結構です。
所々こういう場所があるので私のFF駆動車では奥まで入っていけないんですね。鈴とラジオを鳴らしながらひたすら歩いてテープを付けに行きます。この時期に子連れの母熊と出会ってしまったらこの日記が遺作になってしまうので存在アピールは大事。
存在アピールはしてますが、はずかしいのであまり見つめないでください。
ひぃひぃ言いながら坂を登って車に戻って本日終了。
5月2日(日)
え、ファイターズ球団、クラスター出しちゃったの?今日の試合は中止。日ハム戦をラジオで聞きながら調査を進めてるのに楽しみが減ってしまいました。札幌も感染者の増加が止まらなくてマズいですね。連休後は感染者激増して厳しい制限が課せられそうな気がします。それより自分が感染しないように気をつけなければ・・。大会まで感染しないように品行方正な日々を送ることを参加者の皆様に誓いま・・せん。無理だから。
寒いんだよね。風邪ひいたらマズいので首元をがっちりカバーして入林します。調査画板思ったより鮮明に写ってしまったので加工しました。まさか要手袋になるとは思わなかったです。顔むくんでない? 太った?
湧水点なんですけどね、ちょっと危険なので注意が必要。本当の湧水点はもう少し奥なんだけど、木の根が張りだした上に腐葉土が覆ってしまい底抜けしてしまうんですね。
ずぼっ・・て地面が抜けてしまうので足をはめて骨折とかしないように気をつけてください。湧水点の上流側は注意が必要。
写真ではわかりにくいけど、大きな炭焼き窯跡。テープ巻きして足元を見てみると・・、
クマの糞じゃないですか。ひと冬越してるけど昨年はここになかったのでクマも我々を牽制して設置に来たんですね。
拡大しなくていいってば。ぱっと見バーベキュー後の木炭の燃え殻のように見えます。秋頃に来たらもしかしたら草が茂ってるかもしれない。肥料化するんだよね。
このような大風で根ごと倒された倒木の根をローカル特徴物として多くのコントロールで採用しています。高さ120cm以上を取捨基準としています。どうして120cm? 自分の胸の位置が大体120cmだったから。取捨基準に迷ったら乳首を押さえてそれより高ければ採用です。
寒かったけど5日かけてようやく2日分の全コントロールのテープ巻きを終わらせることができました。今月試走会をやる予定なんですが、連休中にも関わらず札幌の感染者が過去最高を記録してしまったのだそうです。大人の事情で5日過ぎるまで緊急事態宣言は出せないのでしょうが、連休明けすぐに宣言発令されてしまうような気がします。そうすると試走会もできなくなるのかな? 感染者数が早くピークアウトして6月末には人の動きが許される世の中であって欲しいと願うばかりです。緑が生い茂った6月にまた最後の植生調査に来たいと思っております。