冬本番

12月19日・20日の日記

大雪の影響で関越道では2晩も立ち往生というニュースがあるように岩見沢より北では昨日も今日も大雪で道央道もJRもマヒしてしまって本当にお気の毒様です。テレビで見てても岩見沢ひどいね。Itoさん、お元気ですか?毎朝車を掘り起こすのも大変でしょう。どうかご無事で。

しかし札幌(清田区)はいい天気で全然雪もないんですね、寒いんだけど。

こんなにいい天気なんだけど20kmも北に行くと吹雪みたいです。この時期石狩湾から岩見沢方面に雪雲が入り込んで空知地方は大雪に見舞われてしまうんですね。自分も道央道の岩見沢近辺でホワイトアウトに遭ってしまって後ろからバスに突っ込まれそうになったことあります。

テレイン近辺もこのお天気。岩見沢から50km南だとこんなに雪がないんですね。

早速入林します。雪はないんだけど寒いんだよね。ヤブい部分の境界ライン取りをします。夏場だったらヤブくてやってられない作業。

この川、10月に膝までぬかったドブ川。右側の雪がかぶっているところは凍結しているぬかるみの部分。水が流れていないよどんだ部分は凍結するんですね。乗っても沈みません。ドブ川の調査も冬に限るね。

林内のヤブを漕いでると、「くさっ」 見るとクマの糞じゃないですか。クマの糞は見慣れてるけどこれはとってもフレッシュな糞ですね。今まで臭う糞を見たことなかったけど、ということは一両日中に産み落されたものに違いないです。(クソ評論家談) 自分もしゃがんで縄張り主張したほうがいいのだろうか?

そう言えば昔、北大のM先輩は「休日は山でないと出ない」とか言って練習会集合場所では必ずティッシュを小脇に抱えてヤブに消えてったのを思い出しました。真駒内や島松沢(解脱)がヤブいのはきっと先輩の「設置」のおかげ?でしょう。

日暮れが迫ってきたので車に戻りますが、とにかく寒い。マイナス7℃ぐらいなんだけど指先がかじかみます。もっと寒い気がするけどこんなもんか。マイナス15℃下回ると息吸うと鼻毛くっつくしね。明日はサバンナの調査に行こう。

20日 にちようび

朝起きたら札幌もがっつり雪降ってます。除雪しないとダメだね。苫小牧の天気予報や道路ライブカメラをチェックして現地の天候を確認の上、今日の調査決行することにしました。

10分ちょっと雪かきして出発したんだけど、ちょっと雪ひどくない?

視界100mぐらいしかないです。途中で中央分離帯に突っ込んでる車もあるし、ワイパー効かないくらい吹雪がひどい。こんな猛吹雪の中調査行くなんてアタマおかしいんじゃない? そんな失礼な意見には真っ向反論しま・・せん。今日だけは私もその意見に清き一票を投じます。いやー、これはハマった。進むも地獄、戻るも地獄。でも、島松沢を越えればきっと天候も変わるはず。

恵庭市内。島松沢を越えても根拠のない希望に光は差さなかった。それでも少し視界はマシになったかも。

千歳空港横。だいぶん視界が開けるようになった。

そこから5kmちょっと南下した美沢交差点。晴れてるじゃん。。。

苫東工業団地内。当地は天気いいのわかって来てるんだけど、今まで身の危険を感じながらの道中を考えると拍子抜けします。でも道央道千歳から札幌まで吹雪で通行止めとなったことをラジオが報じてます。今も北方は猛吹雪なんですね。無事に帰れるんだろうか。

サバンナに来ました。昨日ほど寒くない。マイナス3℃ぐらいだろうか。

草原に降りたらいきなりシカの骸です。これ、どう見てもクマに捕食されたものだよね。ここで骨までしゃぶって、昨日の脱糞だったのだろうか?

ここでもDヤブ境界のライン取りをします。ワタクシの調査スタイルは「線に意味を含ませ面と成す」なので、まずはライン取りに勤しみます。

これまた夏場は赤茶けたサビみたいのが浮いている汚い淀んだ水路が凍結したものです。夏場は絶対足を突っ込みたくないやつ。

コース組みを意識して湿地を突っ切ってみます。陽も傾き掛けてきたので3時半でやめて帰ります。高速は相変わらず通行止めだったけど吹雪くことなく無事帰宅できました。車庫に車入れるのに除雪15分掛かったけど。
雪降らなかったら来週も来ようと思います。